今後の展示会情報 

作家個展の画像振り返りと今後の展示会情報

2025.5/3-8 齋藤一

齋藤一先生の作品は、まるで印象派の絵画のようです。繊細な手仕事とミニマルな造形によって、光と影のあわい、色彩の上に漂うような朧げな空気感を生み出しています。

半磁土で成形された器体に、刷毛で化粧土を何度も塗り重ね、さらに釉薬を刷毛で重ねる――齋藤先生の作品は、まさにその積み重ねの中から生まれています。

釉薬の色はまるで朝霧のように淡く広がり、形は静かで簡素ながら、視線を移すごとに内側からゆっくりと模様と光が現れてきます。

器の静けさ、存在の軽やかさ——
私たちは、それらを共に感じることになるでしょう。

2025.6/21-27 鈴木 工友

ご兄弟で作陶されている中郷窯さん。兄の工友さんは粉引の器に赤絵を施した作品が特徴です。可愛らしい絵付けからアンティークのような雰囲気の器と様々。

中郷窯では、普段、ガス窯で焼きますが、敷地内には登り窯もあります。

2025.7/19-25 外池素之

外池素之さんの作品は、千差万別、一つとして同じものがありません。

自ら採掘した原土や自然灰による釉薬を駆使し、表情豊かで変化に富んでいます。

2025.9/23-10/3 陈阿妮 染织作品展

染めから織り、そして一枚の作品が生まれるまで——

阿妮先生の作品は、「時間が流れているのを感じられる布」です。

その瞬間、私たちは気づきました。布にも命があるのだと。

今回の展示のタイトルは「山石魚游(さんせきぎょゆう)」です。

まるで一条の川のように、山のふもとからゆるやかに流れ、

自然の気配と、手のぬくもりを運んできます。

2025.11/15-11/18 猫主题企划展

加賀美円さまと平野照子さまが、この展示のために猫をモチーフにした器を制作してくださいました。

さまざまな表情や姿の猫たちが、それぞれの器の上に現れていて、とても可愛らしいです。

今回の展示は、青梨の「猫屋」で開催されます。

当日は、店の三匹の猫たちもお迎えチームとして参加しますよ。

2025.12 鈴木 圭太

鈴木圭太先生の器は、内側の釉薬が交じり合い、まるで深い青い海のような静寂を感じさせます。時には、深緑の湖のように優しく器の中を流れているような印象も与えます。

器の表面は、柔らかな砂浜を思わせるようなきめ細かい質感で、まるで海岸の砂を指で触れているかのような感覚を呼び起こします。

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